社会教育主事講習とは
社会教育主事講習とは、社会教育法第9条の5の規程に基づき、社会教育主事となるべき者にその職務を遂行するに必要な専門的知識?技術を修得させ、 社会教育主事となりえる資格を附与することを目的とするものです。主催は、文部科学省、実施機関は、国立大学(一部)及び国立社会教育実践センターで、 和歌山大学では、1998(平成10)年4月生涯学習教育研究センターの設置に伴い、2000(平成12)年から始まりました。
以来令和2年度現在まで、近畿地区大学の申し合わせもあり、和歌山県教育委員会の要望も受けとめて、3年に一度夏期の期間において、 社会教育主事講習を受託し、開設しています。
和歌山大学での社会教育主事講習の特徴
和歌山大学では、社会教育主事の職務内容を
①「まちづくり生涯学習コーディネーター」
②「開かれた学校づくりコーディネーター」
③「地域における青少年育成活動コーディネーター」
④「家庭教育?子育て支援コーディネーター」
⑤「健康?生涯スポーツコーディネーター」
として整理し、自治体職員、学校教員、就学前教育?保育者、カウンセラー等とも互いに連携?協力し、学校や社会教育だけでなく、 福祉やまちづくりも視野に入れ、地域の教育力の推進に従事できるよう新たな知識や技術を修得し、 地域活性化の推進の核となりうる内容編成をしています。また、これらは具体的な科目内容に反映されるとともに、 演習テーマのグループとしてプログラム化しています。
演習テーマは、受講者の選択によるものとし、講師は、本学教育学部教育学教室教員の全面的な協力を得るとともに、 和歌山県教育委員会による複数の社会教育主事の派遣を得て、宿泊研修も含めての濃密な時間を受講者とともに共有する充実した演習プログラムが展開され、 受講者間の学びの深化を生み出しています。
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