吉野研究室(Yoshino Lab.)(コミュニケーションデザイン研究室)|和歌山大学 システム工学部 社会情報学メジャー

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ヤングリサーチャー賞:谷岡遼太さん(大学院2年)

論文名:「マイクロブログにおけるTo-Doを自動抽出する:日常の情報発信に基づくさりげないTo-Do管理支援の提案」

学会名等:情報処理学会 マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2015)シンポジウム

受賞日:2015年7月10日

  • 論文の概要
    • 近年の携帯情報端末の発達に伴うデジタルツールの普及により, 個人向けのTo-Do管理ツールは,より日常的に感じられるものとなったが,特に学生に間では普及していない. To-Doは学生時からの利用が,社会人になっときに,効果的な自己管理が行えるために,特に,重要と言われている. これまでの研究では,To-Do管理を利用しない理由には,「操作が面倒」などが挙げられているおり, 操作や入力に関する負荷軽減が不可欠であると考えられる. そこで,我々はこれまでに,ユーザの入力負担を軽減するマイクロブログ上のTo-Do管理システムを開発している. 達成状態や実行期日からTo-Doカテゴリ(予定?希望?保留?達成)を定義し, のつぶやきのデータの分類によりコーパスの構築を行った. 本研究では,まず,Twitter上に投稿されたつぶやきにどのようなTo-Doが含まれるのかを分析し, Twitterに投稿されやすいTo-Doのカテゴリを定義した. また,定義した各カテゴリのTo-Doを含むつぶやきを自動抽出し, 本稿では,To-Doの自動抽出手法を提案し,提案手法の精度検証実験結果について述べた.
  • ToDoの仕組みの画面
  • 提案手法を用いた自動抽出の流れ
  • 発表中の様子
  • 発表中の様子
  • 受賞中の様子
  • 受賞中の様子