研究紹介
知的メカトロニクス関係の研究室では、人間と協働するロボットや生活支援ロボットの研究開発を行っています。主な研究テーマは、ロボット機構?センサの開発、機械学習に基づく剛体?柔軟物の認識技術の開発、ロボットの動作計画法の開発、ロボットの遠隔操作技術の開発、パワーアシストスーツの開発などです。
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システム制御関係の研究室では、次世代ロボット生産システムへの応用を目指して、人間の手の形に捉われず目的の作業に必要な機能を重視したロボットハンドや、そうしたハンドによる対象物の把持?操作戦略について研究しています。例えば、多形状部品を精確に把持可能な、組立作業用汎用ハンドの開発を行っています。
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メカトロニクス計測関係の研究室では、安全で安心な社会を支える超音波応用計測技術に関する研究を行っています。超音波を利用すると、人間の目では見ることのできない材料内部を可視化することや材料に加わっている応力を非破壊で測定することが可能となり、インフラ構造物の健全性を維持することができます。主な研究テーマとしては、符号化探触子による瞬時超音波撮像、表面SH波音弾性法による在姿応力測定、セルフセンシング形超音波アレイ探触子の開発などがあります。