2023年7月3日?10月13日に募集した「第3回 和歌山県由良町地域課題解決型事業活動プランコンテスト(ゆらコン)」にたくさんの応募いただきありがとうございました。
総数20件の応募をいただき、一次書類審査の結果、5チームを一次審査を通過、2チームをアイデア賞とし、その7チームが集う最終審査会を2024年1月27日(土)に白崎青少年の家で開催しました。
最優秀賞1プランと優秀賞4プランを下記のとおり決定し、翌28日(日)表彰式を開催しました。
<結果発表>(受賞者の敬称は省略させていただきます)
最優秀賞
「由良サプリ×由良ケアDXから始めるオープンイノベーション」 | |
発表者/チーム | 和歌山大学 大学院観光学研究科 成田 仁美 |
プラン概要 | 由良町の海産物を原料にしたサプリを設計?ECサイトで販売?ヘルスケアDXを運営し、ゆくゆくは首都圏や海外からのウェルネスツーリズムの誘致イベントを開催する。 |
優秀賞(4チーム)
「旧白崎小学校を活用し、キャンプ場兼地域の子育て?教育施設に」 | |
発表者/チーム | STAR FOREST 角田 夏樹 (社会人) |
プラン概要 | 旧白崎小学校の敷地と建物を、地域住民や観光客が集える場所?コワーキングスペース?キャンプ場にして、子育て?教育施設として活用し、イベントを定期開催する。 |
「人間魚雷「回天」~白崎海岸の戦争史実~ と軍港ビジネスプラン」 | |
発表者/チーム | 上村 桂 (社会人) |
プラン概要 | 人間魚雷回天の出撃用格納庫の情報を広く発信、格納庫の整備を行い、教育機関と連携しイベントやワークショップ等の学習プログラムを実施し歴史教育の一環として活用。 |
「古民家にきてみんか」 | |
発表者/チーム |
チーム ゆらんちゅぬ 宝 (大阪公立大学 村山 蓮(代表)、園田 翼、水野 航汰、小川 万智) |
プラン概要 | 空き家をリノベーションして、由良町の特産品を使った地元の憩いの場ともなるカフェ?クエをメインとした魚裁き体験施設?由良町の特産品を販売する土産屋として活用する。 |
「設置型サイクリングコースの提案」 | |
発表者/チーム |
チーム ゆらリング (大阪公立大学 松尾 芽唯(代表)、高橋 南帆、三宅 雪乃、禱 小春) |
プラン概要 | 駅近くの空き屋にレンタサイクルショップを開設し、観光客にミカン狩り体験や特産物販売所等が書かれたモデルコースの地図を渡す「設置型サイクリングコース」を作る。 |
アイデア賞(2チーム)
「グリーンツーリズムによる観光DXの推進事業」 | |
発表者/チーム |
チーム スターレンジャー (和歌山大学 北林 光(代表)、藤井 千聖、植田 梨花、香山 力也、山脇 秀介) |
プラン概要 | 第一次産業従事者に対してグリーンツーリズムの体験型観光コンテンツの募集を行い、サーバーに掲示。利用者が月額料金を支払いサブスク型で体験することができる。 |
「Yura -由良の天然水-」 | |
発表者/チーム |
和歌山大学 小森 貴登 |
プラン概要 | 由良のミネラルウォーターをブランド化し、美と健康をキーにした事業への横展開等を視野に入れながら、「水を売る」にとどまらず由良のシビックプライドの深化に繋げる。 |
<当日の様子>
1日目は、プレゼン発表の後、セミナー?アイデア賞表彰?座談会などを開催しました。
セミナー
「新規就農と6次産業化の取り組み」(きみのフルーツ代表 吉瀬 雄也氏)
「共感集めによる空き家再生 ?事業者育成型公募の取り組み?」
(株式会社エンジョイワークス?地域活性化起業人 永田 大樹氏)
アイデア賞受賞者表彰?交流会
座談会「ゆらコミュニティについて」
進行役 和歌山大学アントレプレナーシップデザインセンター アドバイザー
株式会社WAbility 代表取締役 中川 貴照氏
2日目は、白崎青少年の家で「すいせん祭」が行われていました。同会場にて表彰式を開催。山名実?由良町長挨拶から始まり、各チームの表彰を行った後、和歌山大学経済学部?柳 到亨教授が全体講評を行いました。
表彰式
講評
記念撮影
由良町の課題解決というテーマに挑戦いただき、多くの時間を使い真摯に取り組んでいただきました。
決勝では実際に由良町に集い交流し、とても貴重な機会となりました。
本当にありがとうございした。
また、入選外のプランにつきましても由良町の課題に真摯に取り組んでいただいた素晴らしいプランでした。
ゆらコンにご参加いただいた皆さま?ご協力いただいた全ての皆さまに、厚く御礼申し上げます。