10/28(土)「わだいフェスタ2023」を開催しました!
公開日 2023年10月28日
令和5年10月28日(土)、和歌山大学栄谷キャンパスにおいて、「わだいフェスタ2023」を開催しました。
秋の晴天に恵まれ、暖かく爽やかな気候の中、和大の卒業生?同窓生、在学生、教職員等の「和大関係者」約300名が参加し、「現在(いま)の和歌山大学の魅力を発信」を目的として、学長?理事及び和大OGの現役アナウンサーによるシンポジウムや、現役学生の生の声による和歌山大学の魅力紹介等が行われ、キャンパス内がにぎやかな雰囲気となりました。
総合司会は、和大OGのフリーアナウンサーである笠野衣美さんが進行されました。
はじめに、本年4月に第18代学長に就任した本山貢学長が、「わだいフェスタ2023」の開催趣旨の説明と合わせて、「和歌山大学は、全国の卒業生?同窓生だけでなく、地域の方々や多くの企業関係者など、様々な皆様から応援していただいている。この応援も踏まえ、和歌山大学のブランドを地域から全国へと広げていき、様々な観点から社会に貢献していくために努力していきたい。」と挨拶されました。
また、本山学長は、「わだいフェスタ2023」の開催にあたり、和歌山の代名詞である「みかん」をご来場の皆様に提供する機会をくださった「森農園」様(本学教育学部卒業生がオーナー)への謝意を述べ、和歌山大学が「地域と共に歩む国立大学」であることについても強調されました。
その後、和歌山大学の特長的な取組の一つである、クリエ「ソーラーカープロジェクト」の学生メンバーが、現在ソーラーカーの国際大会が開催されているオーストラリアからサプライズ参加(オンラインによる生中継)し、国際大会の結果報告を行った上で、「目標だった3,000kmの完走はできなかったが、限界まで力を出し切り走ることができて満足している。この結果を次回のリベンジ(再挑戦)につながえていきたい。」と充実した表情で次に向けた決意を語り、会場からは大きな拍手で健闘をたたえました。
オープニングセレモニーに続いては、「どうするわだい~いるのかブランドとプライド~」と題して、本山学長及び尾久土理事(研究?学生?連携担当)?副学長の現役役員と、本学のOGでテレビ愛知アナウンサーの岡田愛マリーさん及びテレビ和歌山アナウンサーの風尾彩花さんが登壇され、和歌山大学の良いところや悪いところ、そして、「和歌山大学のブランドとは何か?」について、岡田さんと風尾さんからはそれぞれの学生時代の経験も踏まえ、活発な意見交換が展開されました。
本山学長からは、岡田さんと風尾さんのお話をじっくりと聞いた上で、和歌山大学の良いところとして、「和歌山大学の卒業生は色々な人とコラボレーションし、新しいことに挑戦していく力を身に付けることができること。」とし、「これは大変嬉しいことだ。」と笑顔で語りました。
岡田さんや風尾さんからは、「和歌山大学の魅力をもっと学外にPRしていくことができるのでは。」や「和大として、外部の様々な皆さんと更なるつながりを創っていくことができる。」など、今後の和歌山大学の発展に期待を寄せるお話をいただきました。
シンポジウムのテーマである「ブランド」については、大学だけで発信することは難しく、今回のフェスタに参加いただいた全ての和歌山大学関係者との連携協力が必要不可欠であり、本日のフェスタ開催を契機として、今後の和歌山大学の発展に向けて、それぞれの立場から貢献していくことを確認しました。
現役役員と卒業生によるシンポジウムに続いては、「わだいってどうなん?~あるのか ブランドとプライド~現役学生から」と題して、大学自治会の現役委員長(6名:全学自治会、4学部?1学環自治会)が登壇し、それぞれが考える和歌山大学や各学部?学環の特長や魅力を堂々と発表するとともに、和歌山大学で学んだ成果や各自の今後に向けた抱負等を語り合いました。
ある学生からは、「大学自治会における広報誌制作におけるデザイン検討と、授業での障がい者向けバリアフリーマップ制作におけるデザインの検討がつながったことで、大学での様々な活動が関連していることに気付くことができた。」とのエピソードが紹介され、登壇した学生それぞれが、自治会委員長としての自覚を持ち、和歌山大学における教育研究活動に対する尊敬の気持ちを大事にしていることが伝わってくる発表となりました。
昼から午後にかけてのランチタイムイベントでは、複数の会場にブースが設けられ、システム工学部の尾崎研究室における研究紹介や、経済学部大学院の足立ゼミの活動報告、クリエの各種プロジェクトの活動紹介、さらには、本学の地域貢献や国際関係の各種取組の紹介等が行われ、参加者がそれぞれの興味?関心に応じて、学生や教職員の説明や報告に耳を傾け、質問等をしつつ活発な対話が行われていました。
また、本学OGでシンガーソングライターの宝子さんがミニコンサートを開催し、うつくしいサウンドで来場者を魅了しました。
午前の2つのフォーラム、ランチタイムイベントを通じて、本日のわだいフェスタ参加者が、正に現在(いま)の和歌山大学について直接知ることができる貴重な機会となったのではないかと思います。
今回を契機として、和歌山大学の魅力を様々な方々に知っていただき、その方々から更に多くの関係者に情報共有されることで、現在(いま)の和歌山大学を応援したいと思う方が増えていくことを期待するとともに、本日のフォーラムで出されたご意見も踏まえ、これまで以上に、和歌山大学の魅力を効果的かつ正確に情報発信していくことに努めていきます。
<経済学部100周年記念行事>
なお、「わだいフェスタ2023」の開催とあわせて、本学経済学部の100周辺記念行事が開催され、経済学部同窓会「柑芦会」の皆様を中心に多くの参加者が集いました。
旭堂南海氏による口演、講談『和歌山大学物語』が披露された後、歴代の経済学部長及び北村会長等「柑芦会」関係者による座談会が実施され、これまでの経済学部の沿革を振り返るとともに、経済学部の今後の展望について意見交換が行われました。
本座談会を通じて、100周年記念を喜びつつも、次の100年に向けて様々な課題にチャレンジしていくことの重要性を関係者の間で再認識された様子で、充実した記念事業となったのではないかと思います。
※本行事についての詳細は、後日、本学経済学部ホームページにおいて紹介される予定です。
ご参加いただきました皆様や、お祝いのメッセージ等を頂いた方々に御礼申し上げます。
引き続き和歌山大学をご支援いただきますようお願い申し上げます。