学内総合防災訓練を実施
公開日 2010年11月05日
平成22年11月9日和歌山大学栄谷団地において総合防災訓練を実施しました。
今回の訓練は、近い将来発生すると予測されている東南海?南海地震を想定し、和歌山大学消防計画に基づき、昨年度に実施した図上訓練の被害想定を参考に、
①救出?救護?消火などの応急対応訓練、
②被害状況の確認、避難誘導、安否確認などの指揮命令訓練、
③帰宅困難者に対する避難所運営訓練を実施しました。
想定条件は、震度6強の地震が発生、負傷者5名、火災発生5箇所、電気?水道?ガス停止、電話及び非常放送設備については、1時間以内バッテリー駆動可、メールサーバについては10分以内バッテリー駆動可という条件で、学生からの連絡は防災手帳からのQR受信を可能にし、キャンパス内全ての情報集約、負傷者の搬送、救護所では本格的なトリアージも行われ災害時の緊迫した状況が伝わってきました。
一人でも多くの命を助けるためには、いかに早く情報をつかみ、どれだけ素早い対応ができるのか、今回の訓練を通じて実感することができました。避難所運営でも学長が先頭に立ち、炊き出し訓練、備蓄燃料の実演等を行い、自衛消防組織及び関係者約120名が参加した本格的な訓練となりました。
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