日本におけるスポーツコミッションの設立プロセスの検討:さいたま市、新潟市、福岡市の事例報告
公開日 2018年04月05日
国際観光学研究センター(CTR)研究員である伊藤央二 准教授(本学観光学部)と、CTR客員研究員である山口志郎 准教授(流通科学大学)らの共著論文が学術誌「イベント学研究」に掲載されました。
論文タイトル
日本におけるスポーツコミッションの設立プロセスの検討:さいたま市、新潟市、福岡市の事例報告
著者
伊藤 央二 (和歌山大学)
山口 志郎 (流通科学大学)
山口 泰雄 (神戸大学)
伊藤 克広 (兵庫県立大学)
高見 彰 (大阪国際大学)
書誌事項
イベント学研究, 2017, Vol.2, No.1, pp.13-18
要旨
本研究資料の目的は、日本の自治体組織におけるスポーツコミッションの設立プロセスについて検討することであった。さいたま市、新潟市、福岡市のスポーツコミッション?類似組織の職員に対し実施した半構造化面接の結果から、スポーツコミッション設立に関する意思決定プロセス、必要条件、情報収集といった設立プロセスが各組織間で異なっていたことが明らかとなった。また、各組織が現在抱える課題についても相違点が認められた。メガ?スポーツイベント開催後の持続可能なスポーツツーリズム発展のためには、目標よりもプロセスを重視した視点に基づくスポーツコミッションの設立及び運営が求められるだろう。
キーワード
スポーツコミッション,スポーツツーリズム,設立プロセス
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国際観光学研究センター