和大産学連携通信 No.101(2025年10月号)
公開日 2025年10月28日
目次
1.NEWS
2.研究紹介
3.和大産連センター活動カレンダー
4.技術相談受付けています
5.編集後記
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1.NEWS
a)【災害科学】和歌山大学防災士養成講座(一般参加)の受講生募集
今、日本は「災害列島」とも呼ばれ、地震?豪雨?台風による大規模災害が各地で頻発しています。特に、南海トラフ地震や中央構造線地震の発生が懸念されている紀伊半島において、地域の自助?共助の力を高めることがこれまで以上に求められています。
和歌山大学では、こうした時代の要請に応え、防災?減災の知識と実践力を身につけた地域の防災リーダーの育成を目的として「防災士養成講座」を開講しています。
講座修了後には、認定特定非営利活動法人日本防災士機構が実施する「防災士資格取得試験」の受験資格を得ることができます。
講座日時:2026年2月21日(土)9:15~17:10
2月22日(日)9:15~17:00
資格取得試験:2026年2月22日(日)17:30~18:30
会場:南海波切ホール 4階特別会議室(大阪府岸和田市港緑1-1)
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b)【食農】食農研10周年記念講演会開催! 高野秀行氏 講演会
食農総合研究教育センターは前身の「食農総合研究所」創立年より数えて本年で10周年となります。この度、「食農研」10周年記念行事(第1弾)としてノンフィクション作家の高野秀行氏を和歌山大学にお招きして、講演会を開催します。演題は「辺境メシ ゴリラ肉(!?)から元首狩り族の超熟納豆まで」です。演題が示すように、高野氏の著書である「辺境メシ」の内容を中心に興味深い内容のお話を展開していただく予定です。
開催日時:11月17日(月)15:00~16:00
場所:和歌山大学北1号館(システム工学部)A-101講義室
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c)【経済学部】長廣利崇教授が「企業家研究フォーラム賞 (論文の部)」を受賞
和歌山大学経済学部 長廣利崇教授が論文「製靴産業における松田一郎の加硫圧着式製法の開発」(企業家研究23号 2024年2月)において2025年度企業家研究フォーラム賞」の「論文の部」を受賞しました。
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d)【CTR】CTR国際シンポジウム2025-2026「責任ある観光」を11/1(土)に開催(再掲)
和歌山大学 国際観光学研究センター(CTR)は、国際シンポジウム2025-2026を開催いたします。
今年も総合テーマ「責任ある観光」のもと、世界各地の高等教育機関や産業界から研究者や実務家をお招きし、互いの知見を共有し、議論いたします。
日時:11月1日(土)9:45~16:30
会場:和歌山城ホール4階大会議室(和歌山市七番丁25番地の1)(Zoomウェビナーとのハイブリッド)
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2. 研究紹介
観光学部 八島 雄士 教授 「バランスト?スコアカードに基づく円滑な経営管理の実現」
財務?顧客?業務プロセス?学習と成長の4つの視点から成る「バランスト?スコアカード」や「戦略マップ」(BSC等という)は、経営管理サイクルを円滑化する有用な経営支援ツールです。具体的には、BSC等の考え方の共有により、事業計画策定や業績評価(振り返り、モニタリング)のプロセスが、建設的な議論の機会となります。また、適用範囲は、営利企業のみならず、幅広いです。4つの視点には、長期と短期のバランス、組織の受容能力と仕組み構築との関係性が含まれます。また、地域や住民の視点など新たな視点を加えることも可能です。そのため、社会的課題をビジネスで解決するソーシャルビジネスや官民連携による公的なビジネス の場面では、多様な関係者の利害を俯瞰し、可視化することにより、より明確な見通しを提供できるため、より有用であると考えています。
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3.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
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4.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。「英国威廉希尔公司,十大博彩公司」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している39の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
5. 編集後記
今月の初めまでは暑い暑いと言っていたのに、下旬になると急に涼しく、日によっては寒くなってきました。最近は今頃からインフルエンザが流行し始めていて、近隣の小学校では学級閉鎖になっているところもあるようです。職場でのワクチン接種が来月に予定されているのですが、ちょっと遅いかもしれません。人の多いところではマスク着用、帰ったら手洗いうがいを徹底し、感染を防ぐしかなさそうです。(野原)
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連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
ura@ml.wakayama-u.ac.jp TEL 073-457-7564
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